娘が2歳を迎えた最近、寝かしつけ、ご飯、着替え、絵本の読み聞かせ――こうした大切な場面では、いつも母親を求めています。母親が目に見えなくなった瞬間が、私の出番。けれど、心のどこかで「拒否されているんじゃないか」と感じてしまう自分がいて、その感覚がつらい時もあります。そんな私にとって、お風呂と公園は特別な時間です。お風呂では、「パパ、面白いね!」と言って、たくさんのおもちゃで遊びに誘ってくる娘。私は全力で応え、娘の笑顔を見られる時間がとても幸せです。しかし、いざお風呂から出ると、さっきまでの笑顔が嘘のように、またママを求めてしまう。その切り替わりには、少しだけ寂しさを感じます。
公園では「見てみて!」と自慢げに見せる姿が可愛くてたまりません。ブランコを押している時の娘の笑顔は、僕の心をほっとさせてくれる一番の瞬間です。
正直、普段は娘が近寄ってくれない寂しさもありますが、少しでも楽しい時間を増やしたいと強く思います。反面、向き合うのがつらい場面もあり、そんな気持ちと闘いながら過ごしています。そんな中、妻はいつもどんな気持ちも押し殺しながら、笑顔で頑張っている姿を見ると、改めて尊敬の念を抱かずにはいられません。自分の力不足を痛感する日々ですが、今はこのかけがえのない時間を大切にし、未来の娘との関係性を築くために努力し続けるしかないと思っています。