妻と息子が隔離生活になり、娘と2人きりの生活が始まりました。
正直今の気持ちは、コロナも心配だが、子どもとゆっくり過ごすことができるのも今かな。という感覚。
時代の流れからか、未だに濃厚接触者という扱いはされるものの、とんでもなく敬遠される事はななくなった気がします。
その為、我が家は少しでもうつらないように努力し、いち早く仕事に戻ることを目標としました。
我が家で行なった対策は以下の通り。
- トイレ、洗面台、風呂などの水回り、そしてその他よく触る場所はこまめに消毒。
- 生活するお部屋を分け、ライン電話で会話。
- 家でもマスク。
- 食事は私が作り、部屋の前に届ける。
その他たくさん気を使って頑張りましたが、正直どれも周りに引かれるレベル。笑
ですが、まずは私が仕事に早く復帰できるように取り組むことが最優先でした。
生活の方は、育休を取らせてもらったときは、妻と分担して育児を行うことで、お互いの負担を減らすことができました。
しかし、今回は完全に一人で全てをこなさなければならず、その大変さを身に染みて感じています。
ご飯を作るのがこんなにも面倒くさいとは思いませんでした。
毎日何を作るか考えるだけで、頭を悩ませてしまいます。
そして、一生懸命考えて作ったにも関わらず、娘が食べてくれないこともあり、挫折感を覚えることもしばしばです。
妻と息子がコロナに感染し、隔離生活を余儀なくされた結果、私は娘と2人きりの生活を送ることになりました。
娘がとても可愛くて愛おしい存在であることは変わりませんが、たった1日で感じた最大の困難は「ご飯」の問題でした。
この経験を通じて、私はとんでもない勘違いをしていたことに気づきました。以前は、「自分にも育児がやれている」と感じていた部分があったのですが、今回の状況で、それがどれだけ甘い考えだったかを痛感しました。本当に育児は大変で、毎日が挑戦の連続です。
そして、常に時間に追われる感覚。一人で全てこなさなければいけないので、常に時間に追われているような感覚になります。もちろん自分の時間なんてありません。今までは自分の時間をリフレッシュとして取ることができていましたが、それがない中でストレス発散し、今の生活を継続していく。
それを行っている妻は本当にすごく、とても尊敬と感謝をしています。
世の男性すべてが子育てに理解があるとは言い切れませんが、こういった体験を少しでも多く行う人が増え、肌で感じることで子育ての姿勢が変わる人も出てくるのではないでしょうか。
そして今回忘れてはいけないのは、私は1人しか見てないということ。妻はこれに加えて0歳の息子まで見ていた。大変さはまた違います。
僕の知らない世界はまだまだあるのです。